中学受験が終わったあとの「燃えつき症候群」にかかっていた姉が、持ち直しの気配を見せています(笑)。
5年生のときに母を失った姉は、自分の心と必死に戦いながら、約1年後の中学受験を乗り越えました。
合格後に「普通は塾をやめてしまう子が多い」と言われ、確かに同じようにお父さんを亡くした子が塾を去っていったのも見ました。
それでも「最後まで自分の夢に向かってがんばれ!」という母の言葉を胸に、受験を完走しただけでなく、見事に希望の学校に入ることができた姉の精神力は、本当に素晴らしいと思います。
もちろん、そこには同じように中学受験を経験していたものわかりの良い小学校の担任の先生や、「階段でずっと空を見ていました」なんて、そっと見守ってくれていた日能研の先生が支えてくれたのは、大きな救いでした。
ただ、どうしても反動はありました。
合格という母との約束を無事に果たし、将来の夢へ向かって1つ階段を登ったところで小休止。
父親として「中学でもがんばれ!」とは言いつつも「当たり前だよなぁ」と思っていました。
だってまだ中学2年生、14歳ですから。
それでも最近は、友だちや先生に恵まれ、だいぶやる気を取り戻しているように感じます。
そんな中学に入ってからの周囲の環境の良さも、中学受験の魅力の1つだと思います。
中学受験という同じ経験をしてきた同志みたいなものですから(^_^)